12月の新刊案内

この仕事に就く前は気が付かなかったのですが、書店さんのレジを見れば、なんとなく季節の移り変わりを感じることができますね。夏はどのお店もどこか少し空いていた気がするのですが(その代り、汗のにじんだ白いワイシャツ姿が雑誌コーナーに並んでいます)、12月のこの時期は長蛇の列に巡り合うこともしばしば。プレゼント用のラッピングで時間がかかる場合もあるようです。各書店さんでラッピング方法も様々ですね、私も今年はクリスマスプレゼントに本を買おうかと思っています。今からどこで買おうか、楽しみです。
そんな12月は出版業界も大忙し!!!取次に見本を出しに行くと、他社さんもたくさんの本を抱えていらっしゃいます。

弊社でも12月の出版予定が目白押し!

新刊1冊目は
戸井孝著『橋下維新の落日』

――維新の会は何をめざし、何に挫折したのか?
    人々は「維新」になぜ熱狂し、急速に冷めていったのか?

ともかく書影が印象的です!すでに全国書店さんからたくさんの注文をいただいています。来週には店頭に並ぶと思いますので、ぜひご覧ください♪

そして2冊目は
阪井宏著『報道の正義・社会の正義――現場から問うマスコミ倫理』

取材ヘリはなぜ救助しないのか?
警察に腕章を貸すことは何が問題か?
取材で盗聴・盗撮はどこまで許されるのか?
原発事故で記者が真っ先に逃げてよいのか?
――その時、現場の第一線記者はどう対応したか?

北海道新聞/現北星学園大学教授の著者と、学生や元共同通信編集主幹の原寿雄さんとの間で交わされる、マイケル・サンデルも顔負けのメディアをめぐる大激論。第一線で活躍なさる記者の方々とのインタビューも一緒にまとめ上げました。とても読み応えがある一冊です。
特に、マスコミに就職したい学生の方、現役の記者の方々にぜひ読んでいただきたい内容です。少しでもメディアに興味のある方、ぜひお手にとってくださいませ!後悔はさせません!

この本の出版を記念して、1月にはトークショーが開かれます。詳しくは後日お知らせいたします。

秘密保護法の審議も進み、全国からたくさんの注文をいただいている『ある北大生の受難』。このたび重版が決まりました!
続編にあたる『人間の絆を求めて』もぜひお手におとりください。

言いそびれてしまいそうなので…
みなさまよいお年をお迎えください!