【1月新刊案内】村田忠禧『史料徹底検証 尖閣領有』

『日中領土問題の起源』の著者、待望の新刊のご案内です!!

『史料徹底検証 尖閣領有』

尖閣諸島はどのように日本の「固有の領土」になったのか
外務省・内務省公文書の丹念な分析から明らかになる領有過程
「沖縄近海無人島取調」から「尖閣」領有までの10年
事実を尊重する誠実な態度こそ領土問題解決の第一歩


今年4月から小学校の教科書にも「日本固有の領土」という記述が登場します。

教科書検定、全社で竹島尖閣を明記、「日本固有の領土」 領海侵犯にも踏み込む
 文部科学省は4日、平成27年度から小学校で使われる教科書の検定結果を公表した。領土教育の充実が求められる中、島根県竹島沖縄県尖閣諸島について、5、6年生用の社会の教科書が初めて「日本固有の領土」と明記したほか、「(竹島を)韓国が不法に占拠している」と説明するなど、政府見解を踏まえた記述が全社の教科書に登場した。
産経新聞 2014年4月4日


では、どのような過程で「固有の領土」になったのでしょうか?
外務省が根拠としている、調査開始(1885年)から領有(1895年)までの
公文書を網羅することで明らかになる尖閣領有の真実!
史料も多数収録! 自ら学びたい方、教師の方にもぴったりの一冊です。

本書は日本政府の「尖閣」領有過程の検証に的を絞り、1885年から1895年までの時期を検討対象にし、当時の内務省、外務省等の公文書をできる限り漏れなく集め、丹念に整理し、事実がどのように展開して行ったのかを公文書の記録に基づいて解明したものである。付録として根拠となる史料を収録し、読者諸氏がご自身で検証できるようにした。筆者の分析に疑問が生じた場合は、ぜひ典拠にしている付録史料を見ていただきたい。本書の最も価値ある部分はこれらの史料群と言っても過言ではない。
(「はじめに」より)

必読です!!

史料徹底検証 尖閣領有

史料徹底検証 尖閣領有