一年間ありがとうございました

大震災と福島原発事故で忘れようにも忘れられない2011年もまもなく終わろうとしている。花伝社も今日が最終営業日で、私が出社した頃には、すでに佐藤と油井により社内がぴかぴかに磨き上げられていた。いま慌てて自分の机の上のいろんなものを、空いている棚に突っ込んで片付けたふりをした。

2011年に花伝社で出版した本は、32点ありました。まずは著者の方々にお礼を申しあげます。どんなにすばらしいテーマであっても、原稿が完成しなければ本にはできません。著者の方へは改めてお礼申しあげます。そして、本をすばらしい装丁でくるんでいただいたデザイナーやイラストレーターの方々にも多くを学んだ一年でした。ありがとうございました。

いつも厳しいスケジュールをお願いしているのに、笑顔で引き受けてくださって、予定より少し早く仕上げてくださる印刷・製本の担当のTさん。改めてお礼申しあげます。また、集荷にきていただいている取次の方、天候の悪いときも、毎日ありがとうございました。本がここから出立していくのを感じます。

またいつも花伝社の本を置いてくださっている書店の方にも御礼もうしあげます。書店員さんには、装丁の感想や、他社本さんの動きなど貴重なことをいつも教えていただいています。ありがとうございました。

そして何より、読者の方々にお礼を申しあげます。来年も「自由な言論の小さな砦」として、テーマと内容をより充実させた本を刊行したいと思っております。どうぞ、よろしくお願い申しあげます。

年明けは1月5日より営業しております。ご注文お待ちしております!(近藤)