【新刊】『日中領土問題の起源』

花伝社に入社してから2ヶ月強、ついに私が担当した(初めての!)本をご紹介できる日が来ました。

村田忠禧先生『日中領土問題の起源――公文書が語る不都合な真実

6月下旬発売予定ですが、もうAmazonなどでは予約注文ができるようです。勿論全国の書店でもご予約いただけます。

明治期までの500年間の資料を丹念に分析することで明らかになる、琉球・沖縄、そして尖閣の歴史。果たして尖閣諸島は、本当に日本の領土と言えるのか…?

資料や画像も多数収録されていますので、初めて興味を持った方はもちろん、近年の尖閣問題を熟知してらっしゃる方にも、歴史的な側面からもう一度見直してみる際に役に立つ一冊だと思っています。

横浜国立大学の名誉教授でいらっしゃる村田先生。中国現代史がご専門なのですが、近年は日中領土問題について研究され、その成果を全国、さらには中国各地で発表なさってきました。琉球・沖縄、尖閣の歴史を調べる上で、先生が実際に取られた手法についても詳しく書いてありますので、個人的には、学生さんに是非読んでいただきたいです。各資料番号や、巻末の資料リストにはコードが記載されており、インターネットで各資料の実物を確かめることができるようにもなっています。

来週月曜日(6月24日)の朝日新聞朝刊一面に、この本も含めた広告が掲載される予定ですので是非ご確認ください。ご注文お急ぎの方は弊社にご連絡いただければ、郵便振替用紙と一緒にお送りすることも可能です。


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(山口)