11月新刊のご案内

寒い寒い。もう長袖の下着が手放せません。
年の暮れも見えてきた11月、新刊のご紹介です。



10月発売『夏目漱石の実像と人脈』に続いての漱石本!
11月25日発売、竹内真澄『諭吉の愉快と漱石の憂鬱』

超!有名な明治の2人ですが、この2人を比較した本はこれが初めて!(意外です!)日本近代化を肯定した福沢諭吉と、「日本は亡びるね」と言い切った夏目漱石日本近代化150年とは何だったのか?本業=社会学者が鋭く切り込んだ一冊です。

この本の隠れたオススメポイントは、カバーをめくった表紙です。ぜひ書店さんなどでペラッとめくってみてください♪





そして、全てのお父さん・お母さん・先生方へオススメの一冊!
石川結貴『心の強い子どもを育てる――ネット時代の親子関係』

私のつたない言葉より、著者の石川結貴先生のお言葉を、どうぞ!

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私が今まで取材してきた子どもの現場をまとめた
「心の強い子どもを育てる〜ネット時代の親子関係」(花伝社)。
 
イマドキの子どもたちの実情を語る上ではずせないもの、それは「友達」と「ネット」、そして「コミュ力」。
スマホを駆使し、SNSで友達とつながるのが当然の子ども社会には、かつてなら考えられなかったような大きな変化が起きています。
勉強ができるとか、性格がいいとか、そういうことだけではなかなか評価されず、速攻型の「コミュ力」が求められる子どもたち。
空気を読まなくちゃ、浮かないようにしなくちゃと彼らの世界は結構しんどいことになっているのです。
そんな子どもに向き合う親は、我が子のことをわかっているようでいて、でもどこか不安...。
それでなくても将来が見えにくく、閉塞感が強まる社会環境の中で、思春期の子どもをどう育てていけばいいのか、おとなも迷っているように思います。
この本で私が一番言いたかったこと、それは「折れない心を育てよう」ということ。
勉強や成績も大切ですが、なにより今の子どもに必要なのは、「自分で決めたり、自分を守ったり、自分を肯定できる強さ」でしょう。
ではどうやって、その「心の強さ」を育てていけばいいのか―――。
ネット時代の親子関係に必要なエッセンスがたくさん詰まっていますので、ぜひお手に取っていただければと思います。

この本が刊行されたことで、私の著作も20冊となりました。
地道な取材をつづけながらの執筆なので、量産することはできませんが(苦笑)、貴重なお話を聞かせてくださった皆様に、この場を借りてお礼を申し上げます。
また、たくさんの読者の方に支えられ、応援していただけることに心から感謝しています。

石川結貴
ブログより)
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携帯電話やLINEによって、より複雑になる子どもたちを取り巻く環境。たくさんの取材を基に著者が紡ぎだす、<ネット時代の親子関係>の手助けとなる“あったかい”エール!
決して「フィルターをかけろ」などというハウツー本ではありません。悩んでいる人も、悩んでいない人も、これから子どもに携帯を持たせようという親御さんも。子どもたちの周りで何が起きているか、どうすればいいのか、この本を読んで心を軽くしてみませんか……?
(子どもがいない私でも、知らない&思いもよらない事例の数々に驚愕!!し、石川先生の温かいエールにホロリとしました。すぐに実家に帰省して、ありがとう!!と言いたくなりました。外は寒いですが、ショッキングながらも、心温まる一冊です。オススメです。)


どちらもオススメの新刊です!よろしくお願いします。