『オルタナティブロックの社会学』刊行イベント決定!
発売以来、各地で熱い反響を巻き起こし、早くも「避けて通れない一冊」という評価を確立しつつある、4月新刊の『オルタナティブロックの社会学』。
この本の刊行記念イベントが決定しましたので、詳細をお知らせいたします。
南田勝也×大和田俊之
「カート・コバーン没後20年 オルタナ以降のロックミュージック」
『オルタナティブロックの社会学』刊行記念○開催日時 5月16日(金)20:00〜22:00 (19:30開場)
○場所 本屋B&Bさん(世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F)
*下北沢駅南口徒歩30秒
○チケット 1500円+1drink500円1994年4月5日、オルタナティブロックの旗手であったニルヴァーナのカート・コバーンが自らの手で命を絶ちました。
あれから20年、カートを最後のロックレジェンドとして、伝説なき時代にロックミュージックはどのような変化と進化を遂げたのか、2人のポピュラー音楽研究者が語りつくす夜。
過去20年のロックミュージックの歴史的位置づけを行うとともに、日本の状況を含めたロックシーンの現況を俯瞰し、来るべき近未来の音楽シーンを展望します。
プロフィール
南田勝也(みなみだ・かつや)
1967年、兵庫県尼崎市生まれ。武蔵大学社会学部教授。
主著『ロックミュージックの社会学』(2001年、青弓社)、『文化社会学の視座』(共編著、2008年、ミネルヴァ書房)、『デジタルメディアの社会学』(共編著、2011年、北樹出版)大和田俊之(おおわだ・としゆき)
1970年、神奈川県生まれ。慶應義塾大学法学部准教授。
主著『アメリカ音楽史 ミンストレル・ショウ、ブルースからヒップホップまで』(2011年、講談社、第33回サントリー学芸賞芸術・文学部門受賞)、『文化系のためのヒップホップ入門』(長谷川町蔵との共著、2011年、アルテスパブリッシング)
どうです、このキャスティングと会場の素晴らしさ!
B&Bさんといえば、本好き・カルチャー好きの間では聖地とも呼べる書店さん、本書の刊行イベントとして最高の会場をご提供いただきました。
そして南田先生の対談相手は、盟友・大和田俊之先生!
名著『アメリカ音楽史』はもちろん、『文化系のためのヒップホップ入門』も、私は愛読して実際ヒップホップに入門しました。
この日本を代表するポピュラー音楽研究者2人が語りつくすのは、以下の内容を予定しています。
- ニルヴァーナおよびカート・コバーンの遺したものと壊したもの。
- オルタナ以降とそれ以前のロックは、どこがどう違うのか。
- サウンド面の劇的な変化――「波」から「渦」への変化とは。
- 代替するカウンターカルチャーの他ジャンルの動向(ヒップホップなど)。
- ロックのスポーツ化。野外フェスのもたらしたもの。
- 日本のロックと、ロックを取り巻く状況とは。
- ムーブメントなき時代にどうやってシーンを形成するか。
- 2014年の今、注目すべきアーティスト、聴くべきロックアルバム。
この内容をあの二人が語りつくす下北沢の夜……。
ちょっとこれ、何をおいても駆けつけるべきイベントだと思います。
音楽を愛する人、音楽を語ることを愛する人、すべての音楽ファンは、
5/16(金)20時、下北沢のB&Bさんに集合です!
皆様お誘いあわせのうえ、ぜひお越しくださいませ!
お申し込みはB&Bさんウェブサイトまで!
- 作者: 南田勝也
- 出版社/メーカー: 花伝社
- 発売日: 2014/04/05
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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