【8月新刊案内】矢吹晋『敗戦・沖縄・天皇』
かつて西部邁さんに『尖閣問題の核心』が絶賛され、
一躍時の人となった矢吹晋先生。
いよいよ万を期して、戦後史の大問題に挑みます!!
米軍の沖縄占領はいかに正当化されたのか?
中国ぬきに締結された片面講和のツケとしての尖閣衝突……
新たに公開された米国務省資料を駆使して解明される講和条約の深謀
改めて注目される朝河貫一の「天皇の受動的主権」
今回問題となるのは、尖閣問題の遠因ともなったサンフランシスコ講和条約。
沖縄を返還の条件とした「天皇メッセージ」の意味を、鋭く分析しました!
「天皇メッセージ」は、沖縄県公文書館のホームページでダウンロードすることができます。
この生々しい電報にどんな意味があるのか、そして世界的歴史学者・朝河貫一はこの天皇の役割をどう評価したのか――
戦後70年を迎える前に是非とも多くの方にお読みいただきたい一冊です。
●矢吹先生のこれまでのお話は、以下の動画でもご覧いただけます。
IWJ「2013/12/10 外務省が削除した日中「棚上げ」合意の記録 尖閣諸島問題の核心について、岩上安身が矢吹晋氏にインタビュー」
IWJ「2014/02/13 尖閣問題から見えてきた「沖縄問題」の本質とは〜岩上安身による横浜市立大学名誉教授・矢吹晋氏インタビュー」
領土紛争―日本の対中外交責任を問う 西部ゼミ2013年5月4日放送
米中連携が東アジアの近未来 西部ゼミ2013年5月11日放送
- 作者: 矢吹晋
- 出版社/メーカー: 花伝社
- 発売日: 2014/08/18
- メディア: 単行本
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