【9月新刊案内】引き裂かれた青春――戦争と国家秘密

『朝日新聞』2013年11月10日「ニュースの本棚―秘密保護法案 右崎正博さんが選ぶ本」
『毎日新聞』2013年12月1日書評(評者・中島岳志さん)など
多くのメディアで紹介された
『ある北大生の受難』(弊社2013年発行)。

特定秘密保護法と似た法律で、
スパイ容疑に掛けられた大学生の実話は、
社会に大きな衝撃を与えました。

最近では、宮澤弘幸さんの妹さんが出演なさった
NHKドキュメント「兄はスパイじゃない〜北大生の妹 73年の苦闘〜」
も放送されています。



いったい、この一連のスパイ冤罪事件
「宮澤・レーン事件」とは何だったのでしょうか?
詳細な資料を集めた決定版がついに誕生しました。

『引き裂かれた青春 戦争と国家秘密』





国家が個人に牙を剥くとき

健朗快活な北大生・宮澤弘幸は、ある日突然スパイ容疑を着せられ、
重罪を背負わされて、その将来と命を奪われた――冤罪の真相を詳細に検証

時代をこえてよみがえる特定秘密保護法への警鐘
宮澤・レーン事件の決定版!


編者である「北大生・宮澤弘幸「スパイ冤罪事件」の真相を広める会」の方々が
集めた詳細な裁判資料、新たな証言なども収録しました。
表紙の宮澤さんの写真も、とても朗らかです。
まさか自分にあんな悲惨な運命が待ち構えているとは知る由もなかった、
本当に一介の「普通の青年」だったのでしょうね。
「宮澤・レーン事件」の詳細な記録を通して、特定秘密保護法が成立した
今後についても考えるきっかけにしていただければと思っています。


9月中旬発売予定です!
全国書店さん、Amazonでも予約お待ちしております。

引き裂かれた青春 戦争と国家秘密

引き裂かれた青春 戦争と国家秘密


●9月3日追記
中島岳志先生にもご紹介いただきました!