【営業日誌】本屋大賞のノミネート作が決まりました
お世話になっております、営業の油井です。寒くなってまいりました。担当さんにお会いするとき、コートを脱ぐのが礼儀であると思うのですが、何件も書店さんを回るため、羽織って脱いでと一苦労です。なので、じぶんは営業に出かけるときは、コートを着て行かない無精者となり果てました。担当さんによく突っ込まれます。しかし外を歩くサラリーマンはだいたいコートを着ているので、孤独を感じないわけではないです。負けません。
本屋大賞のノミネート作が1月23日に決まりました。以前からたいへん気になっていて、どの作品が入るのだろうか、ノミネート作をすべて読んでいたら本読みとして胸を張って良いのではないか、そうなったら担当さんにキャーキャー言われるのではないか、と胸をときめかせていたのですが、残念ながら三作品のみ既読した。
本屋大賞のノミネート作は以下のとおりです。(http://www.hontai.or.jp/)
●『偉大なる、しゅららぼん』
著/万城目学(集英社)
http://www.shueisha.co.jp/makime/top.html
●『くちびるに歌を』
著/中田永一(小学館)
http://www.shogakukan.co.jp/pr/kuchibiru/
『ジェノサイド』
著/高野和明(角川書店)
http://www.kadokawa.co.jp/sp/201103-07/
『誰かが足りない』
著/宮下奈都(双葉社)
http://www.futabasha.co.jp/booksdb/book/bookview/978-4-575-23741-2.html
『人質の朗読会』
著/小川洋子(中央公論新社)
http://www.chuko.co.jp/tanko/2011/02/004195.html
『ビブリア古書堂の事件手帖
―栞子さんと奇妙な客人たち』
著/三上延(アスキー・メディアワークス)
http://mwbunko.com/product/2011/03_02_isbn.html
『ピエタ』
著/大島真寿美(ポプラ社)
http://www.poplar.co.jp/shop/shosai.php?shosekicode=80007180
『舟を編む』
著/三浦しをん(光文社)
http://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334927769
『プリズム』
著/百田尚樹(幻冬舎)
http://www.gentosha.co.jp/search/book.php?ID=102781
というようなラインナップとなったようです。どれも一度は書店さんの店頭で見たことがあり、気になっていた本ばかりで、おもわずじぶんのサイフの中をじっと見つめてしまいました。今のところじぶんが読んだ本は、『ジェノサイド』『くちびるに歌を』『ユリゴコロ』でした。読んだどの作品も面白く、大賞をとってもおかしくないです。いっそのことすべて大賞を差し上げても良いのではないか、というのは過言でした。すべて読めるかはわかりませんが、できる限り、読んでいないノミネート作に触れてみようと思います。
ノミネート作のURLを貼ってありますが、本の発行元によって豪華な感じだったり質素な佇まいだったりと、各社の個性が出ているようでした。見比べてみると面白いかもしれません。
1月は新刊2点でました。『五木村(http://www.hanmoto.com/bd/isbn978-4-7634-0623-1.html)』と『水俣の教訓を福島へpart2(http://www.hanmoto.com/bd/isbn978-4-7634-0624-8.html)』という本です。見かける機会がありましたら、手にとってみてください。よろしくお願いします。