新生?花伝通信

この4月に、花伝社に入社した山□と申します。
はじめまして!

これから皆さまに、謎多き「出版社」という職場の実態や
わたしもその端くれとなった「編集」の仕事とは何か、
またこの春、学生からアラサー独身OLにマイナーチェンジ(?)した私に
出会いは訪れるのか!?(←冗談です!)などなど、お伝えしようと思います。
拙文を通して弊社や出版業界を、少しでも身近に感じてくだされは嬉しいです。

「何系の出版社ですか?」と聞かれることも多い弊社。
学術書や、鋭く時代に切り込んだ社会分野の出版もたくさんありますが、
詩集や小説なども広く手掛けております。⇒出版目録PDFはこちらから!
自由な発想で同時代をとらえるというモットーをとても大事にしている会社です。

最近では『ロスジェネ心理学』『パリの子育て・親育て』なども
好評をいただきました◎
朝日新聞デジタルで、『パリの子育て・親育て』が紹介されました!

一昨日の業務後、神保町にある新世界菜館
私の入社祝い&先輩編集者Mさんの結婚祝いを開いていただきました◎
池波正太郎大先生や、歴代総理大臣も御用達という本格中華!
とってもおいしくいただきながら、
これまでの沿革や今後の会社のあるべき姿について活発な意見が交わされました。

そして昨日!!
新刊『北大生の受難――国家秘密法の爪痕』
印刷所から(心なしか温もりを保ったまま)、弊社に届きました!
できたてほやほやです。

1941年、北海道大学生の宮沢弘幸さんが、旅行の話をしただけで(!)
「国家秘密法」の名のもとに逮捕されてしまいます。
宮沢さんの生涯や、裁判過程を丁寧に追った、写真もたくさん収録されている一冊です。

国家秘密法と類似する秘密保全法が国会で今まさに!審議されようとしている、ということで、
日弁連会長の山岸憲司先生より帯の推薦文をいただきました。
これからを考えるきっかけになれば、と思います。

これから、定期的なブログ、ツイッター更新を心掛けていくつもりですので、
改めてよろしくお願いいたします。
ツイッターアカウントは @kadenshaです。フォローお待ちしております!